美女と野獣 ジャン・コクトー2006年09月10日 21:41

芸術の秋です!忘れられない名画をお勧めします
昭和23年フランス映画 勿論 白黒ですが その美しさは
カラーに勝ります。淀川さんもこれを究極の映画ベスト100に
残しています。淀川さんのほめ方はこうです!
「これはフランスの香り。ダイヤモンド。コクトーの永遠の名作」・・と
お話は3人の娘を持つ商人が旅の途中で迷い古城に住む野獣と
出会います。彼は命を助ける代わりに商人の娘を差し出すように
と言います。3人の娘の中で一番心の優しい娘が一人、古城に
たどり着くと暗闇の中に広い廊下が現れます。
その廊下を心細げに進んでゆく娘の眼前ににょっきと壁から
手が現れて見事な細工の蜀台にろうそくの灯りをともしながら
次々と現れては消えてゆきます。実に幻想的でどきっとする
シーンで今でも鮮明に記憶に残ります。(私が見たのは
リバイバル上映ですよ!)
やがて娘は野獣に愛され大切にされて豪華なドレスや
宝石をプレゼントされるのですが・・そのドレスの豪華な事!
映画がカラーになってからもあのドレスの豪華さをしのぐ美しさは
見た事がありません。ため息が出るほどの美しさです
この映画を見て岸恵子は女優になろうと思ったそうですし・・
後年 彼女は仏に渡ってコクトーの最後の演出になる芝居に
主演しました。人生を変える映画にもなりうる程の名作です

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